連載・特集

2019.1.22みすず野

 サッカーのシーズンオフは、野球に比べて随分短い。昨季がこの間終わったと思ったら、今季がもう始動して、1カ月後には開幕する。松本山雅FCのJ1再挑戦が始まる◆プロは結果がすべて。その結果をもたらすのは準備であり、準備の第一段階は体制づくりだ。山雅は、J1でしっかり戦えるだけの戦力が整えられたか、まずはそこである。昨季J2優勝を果たせたのは、リーグ最少失点で切り抜けた守備陣の貢献度が高い。一方、攻撃力はワンパターン化して、いま一つ鋭さが見られなかった◆得点力をいかに高められるかが最大の課題のなか、高崎、前田、永井らに加え、レアンドロペレイラという、ちょっと舌をかみそうな、190㌢の長身FWが加入した。昨季はブラジル1部リーグで11得点をマークするなど活躍、ヘディングはもちろん、「万能型」(反町康治監督)のようである。年齢も27歳。かなり期待できそう◆「J1残留だけでなく、一つでも上の順位を狙える戦力を整えた」と、柴田編成部長。当然、チーム内の競争が激しくなる。誰を使って、どう組み立て、勝ち点を積み重ねてゆくのか、楽しみに待ちたい。