地域の話題

特急あずさの塩尻駅通過が8本に 来春のダイヤ改正で増加

 来年3月16日に実施されるJR東日本のダイヤ改正で、塩尻駅を通過する特急あずさが現在の上下3本から、上下8本に増えることになった。塩尻駅の利便性が低下し、さまざまな影響が広がることが懸念され、市は今後、周辺自治体とも連携してJR東日本に見直しを求める方針だ。

 特急あずさで現在塩尻駅を通過しているのは、上りが松本発午前11時8分の1本と、下りが新宿発午前10時と午後2時の2本となっている。
 改正後は、上りの松本発午前8時、同10時10分、午後2時50分、同6時40分の4本と、下りの新宿発午前9時、同11時、正午、午後4時の4本が塩尻駅を通過することになる。塩尻駅からこれらの列車を利用するには、松本駅や諏訪地方の駅まで行く必要があり、利便性は大きく低下する。
 市は18日に開かれた市議会議員全員協議会に改正内容を報告した。米窪健一朗副市長は「市へは事前に何の協議もなく決められて誠に遺憾」と不満を示した。諏訪地方でも同様に通過本数が増える駅があるほか、塩尻駅であずさに乗り換える木曽地方の住民にも影響が及ぶと指摘し、諏訪広域連合や木曽広域連合とも連携して「関係機関に(ダイヤの見直しを)強力に要請したい」と述べた。
 市議会はこれを受けて同日、議会運営委員会を開き、「観光のみならず地域の経済活動や住民生活に大きな影響が予測される」などとして、停車本数を現状通りにすることを国や関係行政庁に働きかけることを全員一致で決めた。12月定例会最終日の20日に意見書案を議員提出する。

連載・特集

もっと見る