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かかし みどり湖の魚守れ 塩尻市職員手作り 10カ所設置

 塩尻市郊外のみどり湖に「かかし」が浮かんでいる。市観光課が、放流したヘラブナがカワウに食べられないように、手作りした浮きに鳥よけの市販品を取り付けた。隣接する田川浦湖では近年、カワウによる食害を受けているが、初めての取り組みとなるかかし設置の効果はいかに―。
 浮き代わりの断熱材に長さ2メートルのパイプを差し、パイプの先に、空気で膨らませたカラスや人の人形を取り付けた。断熱材とロープでつないだブロックを湖底に沈めて重しとした。17日に職員2人がボートに乗り、湖面の10カ所に設置した。
 かかしは同課課長補佐の手塚寿利さん(49)らが考案した。手作りのため、設置にかかった費用は3万円足らずだ。みどり湖の水を抜いて実施した耐震補強工事がほぼ終わり、11月にヘラブナ3・5トンを放流したばかりで、手塚さんは「せっかく放流したヘラブナが食べられないようにしたい」と話していた。
 来季は6年ぶりに、みどり湖での釣りが再開される予定で、桟橋の改修工事も進められている。

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