教育・子育て

赤ちゃん「かわいいね」 筑摩小で思いやり学ぶ授業

赤ちゃんと接して思いやりの気持ちを学ぶ児童

 赤ちゃんとふれあい、命の尊さや大切さを学ぶ「赤ちゃん先生プロジェクト」の出前授業が6日、松本市の筑摩小学校で開かれた。NPO法人・ママの働き方応援隊(本部・神戸市)長野松本校の協力で、中信地方で暮らす母親と小さな先生の母子5組が訪れ、同校の2年生60人におなかの中にいた時の様子や出産直後の体重など子育ての様子を伝えた。

 筑摩小では本年度4回目の授業で、生後9カ月から1歳半の乳幼児が来校した。長野松本校の塩瀬春香代表(31)が精子の数などを基に「私たちが生まれてくる確率は3億分の1なんです」と伝えると、児童は数字の大きさに驚いていた。
 児童たちは膝の上で赤ちゃんを抱っこしたり、あやしたりするなど興味津々で、おなかの中にいた時の超音波写真や成長の記録をまとめた冊子などを母親から見せてもらった。1組の田中虎太郎君(8)は「手が柔らかくてかわいい。優しく接したい」と笑顔を見せた。
 長野松本校は本年度、松本市と安曇野市の小中高計17校で出前授業を行っている。塩瀬代表は「赤ちゃんと接することで、自分や友達を大切に思う気持ちを育んでほしい」と願っていた。