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木曽相撲クラブに「小学生横綱」誕生

 木曽町の木曽少年相撲クラブ(田島大助監督)で研さんを積む林玲君(12)が、東京・両国国技館でこのほど開かれた第31回全日本小学生相撲優勝大会の6年生の部で優勝を果たし、「小学生横綱」の称号を手にした。岡谷市の岡谷田中小学校に通う林君は、木曽で温かく見守ってくれる指導者たちをはじめ、稽古場に送り迎えをしてくれる父親、日頃から修練し合う双子の兄・琉君(12)の後押しに感謝する。

 大会には4年生から6年生までの各部に、全国の強豪各33人がエントリーした。林君は北信越ブロック1位で出場権を得た。
 165㌢、86㌔の林君は、持ち味の鋭く前に出る相撲で4人を下して勝ち上がった。決勝の相手は、わんぱく相撲全国大会(7月)決勝で敗れた体重95㌔の静岡県代表選手だった。立ち合い押し込まれるも土俵際でこらえ、すくい投げに近い引き落としで雪辱した。林君は「わんぱく相撲での反省を生かすことができた」と勝因を挙げながら「押し相撲で勝負がつかなかったことは反省点」と表情を引き締める。
 北信越大会の準々決勝で惜しくも敗れ、全国出場を逃した兄・琉君が取組前の緊張をほぐしてくれた。「『大丈夫だ』の言葉で落ち着くことができた」=は「稽古では誰よりも大きな声を出す。積極的な姿勢が実った」とたたえる。「けがをしない体づくりに取り組んでほしい」と願いながら、「体格で劣っても相撲は勝てることを示してくれた。後輩の励みになる」と話していた。
 大相撲東関脇の御嶽海関は小学校5年生の時に同大会に出場し、準優勝だった。