地域の話題

中山の情報発信 HP好評

 松本市の中山地区地域づくり協議会が作る、地区の魅力を発信するホームページ(HP)「住んでよかった中山」のアクセス数が本年度に入って飛躍的に伸びている。「中山の全ての情報を載せたい。中山のいいところをPRしたい」と、幅広い情報を掲載しているのに加え、本年度から更新頻度が上がったことが奏功したとみられる。市地域づくり課は「住民の運営でここまで作り込んでいるのはすごい」と評価している。

 HPは、協議会の地域活性化部会の部会員で、観光情報誌などを手掛ける会社の社長でもある中山明芳さん(60)が編集している。地域の細かい情報が分かると好評だったところに、今春に中山公民館長に就任した鈴木幹夫さん(62)の寄稿も加わり、更新頻度が上がった。
 今年1月~11月上旬のアクセス数は9000件に達し、過去2年間のアクセス数(約6000件)を大きく上回っている。移住を考えている都市部の人を意識して検索ワードを「住んでよかった中山」に設定したことで、県外からのアクセスも多い。中山さんは「高齢化が進み空き家が増えている。中山に来る人を増やしたい」と願い、工夫を凝らして編集している。
 HPは平成28年に開設された。「中心市街地からも近く自然豊かな中山の魅力を多くの人に知ってほしい」と、HPを作るのは初めてという中山さんが、空き時間を使って地区を回り、各種の行事や名所の写真を撮影して地道に情報を集めてきた。今春からは鈴木館長の写真や記事、サークル紹介の文なども載るようになった。
 公民館や小学校、保育園などが毎月発行するお便りも載せ、地域の行事予定や出来事がHPから確認できる。11月からは公民館行事の申し込みもHP上で行えるようにした。松本市地域づくり課の西澤広幸課長は「豊富な情報をきれいにまとめ、地域力の向上に寄与している」と感謝する。
 「今後は中山の名産品をHPから買えるようにしたい」とアイデアは尽きない。中山さんと鈴木館長が二人三脚で、HPをさらに充実させたいと張り切っている。