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高校生ヒーローが校外に出動へ 深志高同好会がショー計画

 松本深志高校にある同好会「特撮ヒーロー研究会」が、平成20年の活動開始から今年で10周年の節目を迎えた。これまで学校にちなんだオリジナルヒーローを次々と生み出し、文化祭の「とんぼ祭」など校内行事でのみヒーローショーを展開してきたが、初めて校外でのショーも計画する。会員も7人に増えて部への昇格も見えてきたことから「地域貢献に取り組む高校生ヒーローを生み出したい」と新たな夢を膨らませている。

 研究会は、結成当初のメンバーが在籍していたクラブ・鉄道研究会の部室の一角を間借りし、日ごろは特撮研究や作品鑑賞、コレクション収集などに取り組んでいる。平成26年に校内行事の一環で独自にヒーローショーを始めた。
 ヒーローたちは、校章にデザインされたトンボを意味する古い日本語の「あきつ」やオランダ語の「リベル」を組み込んだ名前が定番で、「アキツライザー」や「アキツフューチャー」「リベルライザー」などと名乗る。厚紙などで手作りしたヒーロースーツ姿で、校内で悪さを繰り返す悪役をこらしめるのが主な筋立てだ。
 計画する初めての校外ショーでは、女性の悪役を登場させ、男女2人のヒーローを出演させる。リベルライザー役で出演する部長の2年・望月竣太君(17)は「とんぼ祭の時より高い完成度で挑み、まずは研究会やヒーローを知ってほしい」と願う。副部長でヒーローショー担当の2年・仲原千織さん(17)は「ヒーローは小さい子も夢中で応援する正義の味方だ。地域で活躍するヒーローを育てていく第一歩になれば」と期待する。
 校外ヒーローショーのデビューは、8日に松本市中央4の市勤労者福祉センターで開かれる中信高校文化系クラブ合同発表会(午後2時15分~3時)となる。