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南木曽の高橋俊吾さん 信州サーモンで新商品 

 魚の養殖や加工品の販売、食事処の経営などを手掛ける南木曽町田立の高橋渓流代表・高橋俊吾さん(40)が、同社で養殖している信州サーモンと、町内産のみそ、どぶろく(濁酒)を使った新商品の開発を進めている。4日は、高橋渓流内の食事処で、特産品第1弾として開発した信州サーモンのみそ漬けの試食会があり、みそやどぶろくの生産者が味を確かめた。

 信州サーモンのみそ漬けは、岩倉むらおこし組合が製造した「柿其みそ」に、大妻籠の農業・伊藤兼彦さん(71)が製造したどぶろく「男瀧」「女瀧」と蜂蜜を入れ、信州サーモンの切り身を三日三晩、漬け込んだ。どぶろくの風味と田舎みその素朴な味わいを生かすため、配分量を変えて試作を繰り返した。
 試食会には組合員や伊藤さん、町やJA木曽の職員ら12人が参加した。組合員の新井利恵子さん(65)=読書=は「西京漬けに似た味わい。しつこくなくおいしい」と高評価だった。
 高橋さんは10年ほど前に家業を手伝い始め、当初から南木曽産の食材を組み合わせた商品開発を思い描いてきた。信州サーモンのみそ漬けは今後、町の支援を受けながら商品化を目指し、町内の飲食店・民宿での利用や、「ふるさと納税」の返礼品としての活用を探る。
高橋さんは「皆さんに『良い』と言っていただけたので、次の一歩を踏み出せる」と手応えを話し、「今後も第2弾、第3弾を考えている。『食』で南木曽を盛り上げたい」と張り切っていた。

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