教育・子育て

塩尻・両小野小中に文科相表彰 地域と学校の協働 模範に

 塩尻市と上伊那郡辰野町の組合立両小野中学校と両小野小学校が地域住民と協力して取り組んでいる「たのめの里の未来を切り拓く夢プロジェクト」が、地域学校協働活動の模範として文部科学大臣表彰を受け、両小野中の岩下史弥校長らが4日、塩尻市に報告した。小学校の授業で地元について学び、中学校で地域を担う人材の育成を図る一貫した教育から、地域貢献型生徒会が昨年発足し、積極的に活動していることが評価された。

 岩下校長と、小中一貫コミュニティスクール「両小野学園」の岩下隆弥・運営協議会長が、塩尻市役所を訪れて小口利幸市長と山田富康教育長に内容を説明した。
 両小野学園は平成23年度に設置された。翌年度から小学校で「たのめ科」の授業で地元について学び、中学校では地域の活性化などに取り組む学習などが始まった。昨年10月には中学校に地域貢献型生徒会「たのめの里夢プロジェクト生徒会」が発足し、地元の山への植樹や小野宿市への参加、オリジナルのキャラクター「うとう」による地域のPRなどに取り組んでいる。
 岩下校長は「地域の人から『ありがとう』と言われることで、生徒たちが自己有用感や自己肯定感を得られている。新たな地域貢献につながるように頑張っていきたい」と述べた。小口市長は「感謝される喜びは大きい」と話して今後も支援していく考えを示し、山田教育長は「塩尻西部中でも地域貢献活動を始めている。市内全体に広がるといい」と期待を寄せた。