政治・経済

両島橋西の新道工事進む

 松本市島立で奈良井川の西側地域を南北に走る幹線市道(通称・合庁南線先線、約1040㍍)の工事が進んでいる。昨年度に両島橋付近の約250㍍区間で構造的な新設工事が完了し、本年度はそこから南側の約160㍍区間で新設工事が行われている。先線は市内を環状に巡る「中環状線」に位置付けられており、両島橋付近の渋滞緩和などの効果が期待されている。

 先線約1040㍍のうち北側の約410㍍が新設、南側の約630㍍が既存道路の拡幅改良で、平成33(2021)年度末の完成目標となっている。
 本年度に行われているのは、沙田神社に通じる市道までの新設区間南側の部分で、昨年度に完了した区間と同じで舗装はせず、砕石を敷く路盤工までとなっている。新設区間の開通は先線の完成目標時期より前倒しされる可能性もあるが、市建設課は「(現道拡幅改良の)南側のめどがついた段階で、地元と話しながら時期を決めたい」としている。
 本年度はさらに、両島橋を通る市道との交差点部分で改良工事を予定している。現在は丁字路交差点だが、先線の開通によって十字路交差点となる。信号機が取り付けられる照明灯も新設する。
 総事業費は約12億5000万円で、中環状線として市街地の通過交通を減らす役割を担うほか、両島橋の渋滞緩和が期待される。道路幅員は15㍍で、両側に3・5㍍ずつの歩道が設けられる。既存道路の拡幅改良区間は31年度以降に着工の見通しで、建設課は「用地買収は順調に進んでいる」としている。