スポーツ

1000人が空手 海外選手も 松本で大会

 国内最大規模となる空手の大会「第29回全国アルプス空手道大会」(松本明誠会主催)が2日、松本市総合体育館で開かれた。幼児から高校生まで、全国各地の89道場から1000人を超える選手が参加し、形と組手の2競技で技を競い合った。今年は初めて海外からの参加として、南アジアのスリランカの2選手も出場して日本の選手に挑んだ。

 大会は、松本市宮田の空手道場・松本明誠会が、地元選手の競技力向上などを目的に毎年開催している。過去には全日本選手権を征した出場者もいるなど競技レベルも高い。空手が平成32(2020)年の東京オリンピックの競技になったこともあり、今年はオリンピック候補の選手も出場した。形と組手で年齢別に約50部門が設けられ、選手たちは気合を込めながら技を繰り出していた。
 大会副会長を務める空手道場・松本厳誠会(同市島立)の松澤展明代表と交流があるスリランカの道場からは、シスラ・サタラシンハさん(17)とウサラ・サタラシンハ君(12)の姉弟が出場した。父親が同国代表チームのコーチをしていることから、幼い時から空手に親しみ、日本での大会に出場するのは2回目だという。上位進出はならなかったが、シスラさんは「大きな大会で緊張してしまったがよい経験になった」と喜び、ウサラ君は「また日本の大会に出てみたい」と笑顔を見せていた。
 大会長で松本明誠会の杉山裕明代表は「勝った選手も負けた選手もさらに技を磨いて、来年も出場してほしい」と話していた。