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60周年の節目 現代詩考察 県協会 松本で詩人祭

 長野県詩人協会(内川美徳会長)は2日、松本市中央4の市勤労者福祉センターで第30回詩人祭を開いた。恒例の表彰や自作詩の朗読のほか、創立60周年に当たる今年は節目を記念したパネルディスカッションを行い、現代詩について意見交換した。

 「現代詩の難解性とは」をテーマに、会員の北川道雄さん=松本市、日本現代詩人会の北岡淳子さん=埼玉県、和田攻さん=長野市=がパネリストを務めた。会員ら約30人が参加し、討論にも加わった。
 3人は、詩が愛好者以外には身近でない現状や、難しい言葉が詩の崇高な世界観を表すとの考えがあることなど、背景について述べた。その上で「忙しい現代社会ではちょっと読んで面白い、という詩が求められるのでは」「読者としては、自分から近づき手がかりを見つける努力をする姿勢が大切」などの意見が出された。
 内川会長は「詩の表現は非常に幅広い。あらためて現代詩を捉え直し、一人一人の詩作に役立ててもらえれば」と願っていた。

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