連載・特集

2018.12.4みすず野

 夕闇どころか、ほとんど夜のとばりが下りているのに、ライトを点灯せず走っている車に時折出合う。黒色の車体のケースもあり、意図的かと疑う。点灯は運転上、むろん必要だが、他の車や歩行者に遠くからでも存在を知らせる、という意味がある◆冬至に向かって、日は短くなるばかり。早めの点灯は、ドライバーとしての基本マナーの一つだ。「思いやり乗せて信濃路咲く笑顔」をスローガンに、年末の交通安全運動が、県内一斉に行われている。「師走」の声を聞いただけで、せわしない気分になる。時間にゆとりを持って、安全運転を心がけたい◆ほかにも師走の恒例行事が始まった。市民タイムスの「おもいやりボックス」は、松本市今井の精神障害者施設が火事に遭い、再建資金を募ったのがきっかけで、昭和63(1988)年にスタートした。どなた(匿名も可)がいくら寄せて下さったか、毎日紙面で伝える◆のちに地元の福祉施設などに配分するが、どこにどれだけ届けたかも、紙面で報告させていただいている。忙しいの「忙」という漢字は、「心を亡くす」と書く。忙しさにかまけず、着実に行きましょう。