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J1へ戦力整える 反町監督インタビュー

 サッカーJ2松本山雅FCがJ2優勝と悲願のJ1自動昇格を果たしてから一夜明けた18日、反町康治監督が松本市内で報道陣のインタビューに応じた。前夜はチームスタッフらとの祝勝会で"J2優勝"の美酒に酔ったといい「ほっとした。今日は目覚まし時計を使わなかったよ」と穏やかな表情で喜びをかみ締めた。

 ―今季のJ2での戦いを振り返って。
 最初は苦しんだがぶれずに戦い続けた。開幕直後の勝てない時に、今までの経験から方向性を変えるよりはこのままやり続ける方が良いと判断した。今年のJ2はチームの力の差があまりなかった。
 ―J2優勝を決めた前日のホーム徳島戦の結果は。
 (優勝という)限られたチャンスがあるのは限られた人間だけ。実力のある人間は限られたチャンスをものにする。1位は覚えてもらえるが2位は忘れられてしまう。ただ、J2の2位と3位では雲泥の差だ。後半に岩間雄大を投入した段階で「このままいけば2位になれる」と判断し引き分けを考えた。その後は運も味方した。ただ、努力しない者には運は味方しない。
 ―来季は2度目のJ1だが。
 今まで積み上げてきたものに、J1で戦える戦力をどう整えられるかだ。今、試合に出ている選手と同じレベルの選手を入れて競争させていかなければ。カップ戦もあるので若手も育成できる。来季に向けてチーム強化は早く動き出した方が良い。強化にも携わっていきたい。J2のレベルも上がっているがJ1のレベルも上がっている。チームの根幹となる選手を獲得しなければならない。
 ―今年も大勢のサポーターに支えられた。
 3月の甲府市で行ったホーム開幕戦で、大勢が来てくれてスタジアムがいっぱいになった。「こんなに来るのか」とうれしかった。苦しい時期、楽しい時期を一緒に過ごせたことをうれしく思う。