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鷹狩り実演 お城に歓声

 江戸時代に松本藩でも行われていた「鷹狩り」を披露するイベント「国宝松本城と鷹狩り」が18日、松本市の松本城本丸庭園で行われた。諏訪流放鷹術保存会(東京都)がオオタカやノスリの仲間のハリスホークで狩りの技を実演し、約1800人が鷹狩りの歴史と文化に親しんだ。

 諏訪流第18代宗家の鷹師・大塚紀子さんら5人が出演した。調教師の鷹匠と鷹匠の間を行き来させる基本の技や、木に止まらせたタカを呼び戻す技などを披露した。餌用に飼育されたハトを空中で捕らえる技も行って自然界のあるがままの姿を伝え、観覧者はタカの勇ましい姿に驚嘆の声を漏らしていた。
 観覧者で希望した人のうち4人による鷹匠体験もあった。鷹狩りイベントのために長野市から訪れた石坂秀寿さん(65)は「貴重な経験ができて夢のようだった。目がまん丸でかわいかった」と笑顔で話していた。
 松本城での鷹狩りイベントは昨年度に続く2回目で、市と市教育委員会が鷹狩りや城下町の文化を発信する目的で行っている。