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心一つに笑顔の戴冠 山雅の最終戦、サポも歓喜

試合終了後、優勝が決まって大型スクリーンに映し出された「CHAMPIONS」の文字をバックに喜びを爆発させる山雅サポーター

 山雅は17日にホームで徳島と対戦し、引き分けて勝ち点1を積み重ね、J2初優勝と4年ぶりのJ1自動昇格を決めた。選手が一丸となってピッチ上で戦い、サポーターは一丸となってスタンドで戦い、「OneSoul(ワンソウル)」で栄冠を手にした。

 今季最多の1万9066人の観客が詰め掛けたサンプロアルウィンでのリーグ最終戦。試合終了のホイッスルが鳴って間もなく、この日一番の地鳴りのような大歓声がスタンドから沸き起こった。J2初制覇と悲願のJ1再昇格が決まり、スタジアムは山雅サポーターの歓喜に包まれた。
 試合終了と共に万歳して喜んだ安曇野市豊科の竹村繁敏さん(71)は「最終戦も今季を象徴するような試合だった。声援が届いたのなら感無量」と涙を拭った。FW前田大然選手のファンという塩尻市広丘小学校3年の北原悠希君(9)は「試合はドキドキしたけれど、優勝が決まってうれしい」と笑顔を見せた。
 以前松本に赴任してサポーターになった千葉県船橋市の会社員・三浦雄一さん(55)は「すごく楽しめた1年だった。選手におめでとうと言いたい」とほほ笑み、妻のさゆりさん(54)は眼前で見届けた選手たちの勇姿に「歴史の生き証人になれた」と胸を張った。友人5人と一緒に声援を送った松本市寿中の臨床検査技師・太田諒馬さん(23)は「チーム一丸で勝ち取った優勝で幸せな気持ち。新しく始まる来季の戦いも後押ししたい」と力を込めた。