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木曽で「すんき漬け講習」スタート

 木曽町新開のふるさと体験館で15日、「すんき漬け講習会」が始まった。毎年県外からも多くの参加がある人気の企画で、今年もキャンセル待ちの盛況ぶりだ。青々とした赤カブの葉茎を刻む音が調理実習室に響き、すんきの季節の訪れを告げている。

 受講者は、刻んだ葉茎を湯通しし、事前に用意した「たね」と呼ばれるすんきと交互に重ねながら漬け込み、発泡スチロールの箱に入れて持ち帰る。翌日には一緒に加えた赤カブの色素でピンク色に染まり、2日間ほどで酸味が出るという。
 初日は19人が参加した。県の臨時職員・田中恵理子さん(48)は昨年春、木曽町に引っ越してきた。「夫婦ですんきの味に魅了された。自分でもできそうだ」と話していた。一方で「暖かな陽気が続くと失敗することもあると聞いた」と気に掛ける田中さんに、講師役の「すんき名人」中村美智子さん(78)=木曽町福島=は「簡単。こつがあるのよ」と声を掛けていた。
 30日までほぼ毎日開く講習会は、既に定員に達している。秋に雨が多かったためか、体験館に限らず、赤カブの生育が遅れ気味といい、追加の募集は「カブ菜の収穫の状況次第」だ。
 問い合わせは、ふるさと体験館(電話0264・27・1011=水曜定休)へ。