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いくさかの郷、交流拠点で初活用 村の魅力伝える料理教室

料理を学ぶ参加者たち

 9月にオープンした生坂村上生坂の村活性化施設・いくさかの郷で15日、施設を初めて交流拠点として活用した料理教室が開かれた。村内で活動する住民団体が主催し、村内外の約20人が村内産の野菜を使って料理を楽しんだ。村は今後、月数回を目標に各種講習会や教室などのイベントを開いて、積極的に村の魅力を発信し、誘客につなげたい考えだ。

 料理教室は、特色ある村の農作物を目指して化学肥料を使わない安心・安全な栽培に取り組む住民団体・のらのら青空塾が、施設内の体験室で開いた。
 講師は元いくさか大好き隊員で、飲食店・山麓ファームダイニング健菜樂食Zenを営む小田純司さん=大町市=が務めた。すり下ろしと角切りの異なる食感が楽しめるじねんじょの薄焼き、エゴマのソース、ジャガイモとめんたいこのチーズ焼きのレシピを、同団体が栽培した野菜をふんだんに使って実演した。
 参加した女性(72)=上生坂=は「簡単にできる料理でやってみようという気になれた。野菜もとてもおいしかった」と喜んだ。平林美晴塾長は「(塾生が作った)一般の店では扱っていないような野菜も披露でき、良さが伝わったのではないか」と話していた。
 村によると、今後は専門家や住民団体による土壌診断講演会やクリスマスリース作りといった企画が予定されている。村活性化コーディネーターの竹本志のぶさんは「(活性化施設の中の)直売所に出荷された農産物を使うなどしたイベントを月に数回開けるようにしていきたい」と話していた。