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マンホールカード増刷

 松本市上下水道局が希望者に無料配布している、ご当地マンホールのふたを紹介する収集カード「マンホールカード」が人気を維持している。昨年12月の発行から10月末までの11カ月で4483枚が配布され、市は2000枚を増刷した。カードを機に、マンホールのふたをデザインした缶バッジや菓子の焼きごてをイベント用に作るなど、新たなPRの動きも出ている。

 マンホールカードは現在までに全国364自治体の418種類が発行されており、松本市のカードには松本の伝統工芸品「松本てまり」をデザインしたふたが描かれている。市は大手3の観光情報センターで一人につき1枚を配っている。
 市のマンホールカードは初版で4000枚あったが、人気のため8月に2000枚を増刷した。年度内にさらに2000枚を追加発行する予定で、下水道課は「思っていたよりも早いペースで出ている。それだけ松本に来ていただけたということ」としている。
 カードを受け取った人の居住地域は関東地方が36・6%で最も多く、中部地方が22・7%、松本市内が17・4%と続く。台湾やオーストラリアなどの海外からも48人が受け取った。コレクション性が高いため、カードが目的で松本を訪れる人もいるようだ。年代別では40~50代が42・9%と最多で、60~70代も20・5%と多い。
 市はカード人気をきっかけに、マンホールのふたを活用した上下水道のPRに動き出している。10月の市消費生活展ではマンホールのふたをデザインした缶バッジを約230個配った。上下水道局として初めてブース出展する、来年1月に中心市街地で開かれる「松本あめ市」に向け、無料で配るホットケーキに焼き印を付ける焼きごても作る予定だ。
 カードは、下水道関連企業や国などでつくる任意組織・下水道広報プラットホームと全国の自治体が共同で発行している。市のカードには市美術館前にあるマンホールのふたが採用されている。