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信濃の国、未来へ継ぐ響き 広丘音楽祭で声高らかに

 塩尻市広丘地区の手作りコンサート「第19回広丘音楽祭」が10日、広丘小学校で開かれ、今年も県歌「信濃の国」がフィナーレを飾った。地元小中学校の合唱部や吹奏楽部から親子で構成する家族音楽隊まで、さまざまな団体が多彩な発表をした後、心ひとつに音楽祭を締めくくる恒例のプログラムだ。県歌制定50周年の節目ということもあり、集まった約800人が音楽祭と「信濃の国」双方の継承を願いながら歌声を響かせた。

 12団体が2時間半にわたって熱のこもったステージを繰り広げ、最後に県歌を歌った。丘中学校吹奏楽部の伴奏に乗せて出演者、鑑賞者、スタッフが皆で大合唱すると、子供からお年寄りまで幅広い世代の歌声が一体となって響き渡った。広陵中学校2年で合唱部部長の斉藤亜実さん(14)は「最後に皆で気持ちを一つに合わせることができとても良かった」とすがすがしい表情を浮かべていた。
 広丘公民館の主催で毎秋開かれている。当初は「ふるさと」を全員合唱していたが近年は「信濃の国」が定番になった。来年の20回記念を前に、三澤深館長(69)は「音楽祭も歴史を重ね伝統になりつつある。県歌のように長く続けば」と話す。
 今年は広丘小学校放送クラブが初めて司会を担当し、音楽祭に花を添えた。

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