政治・経済

安曇野市の小中学校 普通教室に冷房導入へ

 今夏の記録的な猛暑を受け、安曇野市は9日、市内の小中学校全17校の普通教室などに、エアコンを導入すると明らかにした。猛暑は来夏以降も続く見込みで、子供の熱中症を未然に防ぎ、勉学に集中できる環境を整えることにした。小学校は平成31年度末までに、中学校は32(2020)年度末までに設置工事を終える。
 同日の市議会全員協議会で市が説明した。市立の認定こども園と幼稚園は遊戯室へ優先的に導入するとし、未整備の園については31年7月末までには工事を完了させたい考えだ。  費用については、先行的に導入する小学校はふるさと納税の寄付金と国の臨時特例交付金を、こども園と幼稚園はふるさと納税寄付金を充てる。市は12日の市議会臨時会に、関連する設計、工事費を盛り込んだ本年度一般会計補正予算案を提出し、歳入歳出にそれぞれ9億9000万円を追加する。32年度に設置工事をする中学校の予算額は未定だ。  市によると、エアコンは小学校10校にある普通教室(通常学校、特別支援学級)と特別教室(通級指導教室、中間教室)の計209室に導入する。中学校は7校の普通教室(同)と特別教室(同)の計114室に設置する。  こども園の遊戯室へ優先的に設置する理由について市は、保育室に比べて窓などの面積が広く、室温が上昇しやすいと説明した。遊戯室は園児がまとまって昼寝ができる場所であり、暑さのため園庭で集団の保育活動ができない場合、代替スペースにもなるとした。