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木曽郡内の火災16件 27年以来の増加に

 木曽広域消防本部管内で、今年発生した火災は16件(7日現在)に上り、昨年1年間の9件を大きく上回り、平成20年以降では3番目の多さとなっている。暖房器具を使う機会が増え、火災の発生しやすい時季を迎える中、同本部は9日に始まる秋季全国火災予防運動で、街頭啓発や巡回広報に力を入れる。

 同本部予防係によると、管内の火災発生件数は人口減少などに伴い減少傾向が続いているが、平成27年以来の増加となった。今年はたき火の不始末や石油ストーブの給油中の不注意といった失火が多く、16件中9件は「ほんの少し、注意すれば防げる火事」だった。
 運動期間中、管内4カ所で啓発用ポケットティッシュを配り、注意を呼び掛ける。木曽郡6町村と塩尻市楢川地区で車での巡回広報を行う。予防係の大久保和実係長は、火災予防のポイントとして▽寝たばこは絶対やめる▽ストーブの近くに燃えやすいものを置かない―などを挙げ「火を扱っている時は、その場を離れないことを徹底してほしい」と呼び掛けている。
 木曽広域消防本部は11日午前10時から、木曽町福島の同本部駐車場で、防火・防災意識の高揚を目的に「消防フェア2018」を開く。秋季全国火災予防運動(9~15日)に合わせた催しで、消防車や救急車を展示し、放水やレンジャー体験ができるコーナーを設ける。本年度の防火ポスターの入賞・入選者の表彰も行う。
 入場無料。問い合わせは同本部(電話0264・24・3119)へ。