政治・経済

世界健康首都会議始まる

 産学官が連携して松本市から健康・医療産業と健康づくりを情報発信する「第8回世界健康首都会議」(実行委員会主催)が8日、2日間の日程で、中央1のMウイングで始まった。初日はデンマークと英国の海外先進事例を学ぶ基調講演や健康増進セミナーが開かれ、学生から年配の人まで大勢が来場した。

 基調講演には、世界的なロボット工学研究者でデンマーク工科大学のヘンリック・ハウトップ・ルンド教授(48)が登壇した。一昨年に開発したロボット工学と遊びを融合させた製品の「モトタイル」が、高齢者の認知機能や運動機能の向上に効果があると研究結果を交えて紹介した。LED(発光ダイオード)ライトが組み込まれた複数枚のタイルを14種類のゲームに沿って足で踏む内容で、ルンド教授は「簡単で日本の高齢者も楽しめる。松本の人にも使ってほしい」と話した。
 ブース展示もあり、ものづくり企業も含めて昨年の2倍の49団体が県内外から出展している。ヤマカ精工(松本市笹賀)は、クレソンや野沢菜を通常より小さい「ベビーリーフ」として室内で水耕栽培する事業を披露している。ルンド教授のモトタイルも並ぶ。
 9日は午前9時半からブース公開され、各種講座が開かれる。