地域の話題

ごみ処理量前年比3.1%減

 松本市の本年度上半期(4~9月)のごみ処理量が、前年同期比3・1%(約1500㌧)減の約4万6100㌧となった。上半期としては2年連続の減少で、平成22年の旧波田町との合併以降の最少値を更新した。生ごみを水切りして捨てるといったごみ減量の意識が徐々に市民に浸透してきた表れとみられる。紙類などの資源物を持ち込める民間の回収施設が増えてきたことなども背景にあるようだ。

 島内にある松本クリーンセンターと市リサイクルセンターで処理した市内分のごみ量になる。うち家庭系可燃ごみは前年同期比3・8%(約800㌧)減の約2万㌧だった。食品ロス削減を目指す「残さず食べよう!30・10(さんまる・いちまる)運動」などの啓発活動も、削減を後押ししているとみられる。
 資源物は10・4%(約500㌧)減の約4600㌧で、うち最も多い紙類は10・5%(約200㌧)減の約1700㌧だった。近年、民間業者による段ボールなどの回収施設が各地にでき、持ち込み量が分散されているようだ。
 事業所や集合住宅などの事業系可燃ごみは同1・0%(約200㌧)減の約2万600㌧で、家庭系より減少幅が少ない。市環境業務課の百瀬今朝和課長は「産業廃棄物とすべきプラスチック類を可燃ごみとして出すなど、分別意識がまだ浸透していない」と課題を指摘し、「引き続き啓発指導に力を入れていきたい」と話している。