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華々しく皇女和宮行列 木曽平沢と奈良井宿で

 江戸時代に中山道を通って将軍家に嫁いだ皇女和宮のお輿入れの様子を再現する「御下向行列」が4日、塩尻市楢川地区の木曽平沢と奈良井宿で開かれた。オーディションなどで選ばれた約60人が着物をまとい、重要伝統的建造物群保存地区に選定される二つの街並みをゆっくりと進んだ。
 奈良井宿では、鎮神社前から木曽平沢方面に向かって歩いた。松本市の才教学園中学校2年生の田村里央さん=塩尻市広丘野村=を乗せた輿の前後に旗持ちや武官、女官が列をつくり、太鼓の音に合わせて進んだ。沿道を埋めた観光客には外国人も多く、スマートフォンの写真機能で時代行列を撮影していた。
 街並みの中央であいにくの雨が降り、中途で催しを切り上げたが、鳥居峠トレッキングで訪れた兵庫県伊丹市の安達恵理子さん(68)は「行列が豪華。見られてラッキー」と喜んでいた。催しは塩尻市の街道交流事業実行委員会(事務局・市観光協会)が主催した。