政治・経済

あずさ全席指定可能に

 JR東日本は30日、中央東線の特急「あずさ」「スーパーあずさ」に新たな着席サービスを導入すると発表した。新型車両「E353系」に統一される来春に開始し、料金体系も改定する。新サービスは常磐線の特急に続いて管内2例目となる。

 あずさ、スーパーあずさの普通車には現在、指定席と自由席が設定されているが、新サービスでは普通車の全席で事前に座席指定が可能となる。確実に座りたい時は事前に「指定席特急券」を購入する。車内改札は省略される。
 乗る列車が決まっていない場合は「座席未指定券」を購入し、空席に座る。空席は座席上のランプが赤く光る。
 「座席未指定券」を購入後に乗る列車が決まった場合、指定席券売機やみどりの窓口で、追加料金なしで座席を指定できる。
 松本~新宿間の特急料金は改定後に2500円(改定前は指定席2900円、通常期)で、指定席特急券(指定席特急料金)と座席未指定券は同額になる。通常期、繁忙期、閑散期の区分は廃止され、通年で同一料金になる。一方、車内で特急券を購入した場合は、事前に購入する場合に比べて260円(こども130円)が追加される。
 新サービス導入に伴い、スマートフォンや携帯電話で座席指定できる「えきねっとチケットレスサービス」があずさ、スーパーあずさでも始まる。料金は指定席特急料金より一律100円(こども50円)引きとなる。
 10%割引の「えきねっとトクだ値(乗車券付き)」は新価格になり、30%割引の「お先にトクだ値(同)」が新発売される。一方、「あずさ回数券」「中央線料金回数券」「信州特急料金回数券」は利用できなくなる。