教育・子育て

街なかで演劇楽しもう 志学館高 27日えんぱーくで公演

 塩尻志学館高校の演劇部(松島凪沙部長、5人)が27日、塩尻市市民交流センター・えんぱーくで本年度の自主公演を開く。例年はレザンホールで開催しているが、より街なかに繰り出し、芝居小屋に近い環境で臨場感たっぷりの舞台を楽しんでもらおうと企画した。

 演目は「イッテきま~す」。顧問の高野憲児教諭(56)が書き下ろしたオリジナルだ。東京都の奥多摩に暮らす夫を亡くした妻、2人の娘、しゅうとめの4人の女性たちの何げない朝の風景を描く。慌ただしくも温かな日常をコミカルに演じつつ、根底には「死」を考えさせる切り口が隠れているという。
 上演会場にはえんぱーくの多目的ホールを選んだ。小劇場のように客席と舞台が近く、せりふも聞き取りやすい。多目的ホールでは平成24年にNPO現代座の公演が開かれたものの演劇で使用される機会は少ないが、高野教諭は「芝居に適しているのではないか。どんな本番になるか楽しみ」と話す。今回は大掛かりな舞台セットも見どころの一つといい、ホールの雰囲気ががらりと変わりそうだ。
 作品は10校が参加した中信地区高校演劇合同発表会で好評を博し、11月の県大会に出場が決まった力作でもある。2年の百瀬歩未さん(17)は「大勢の地域の人に見てもらえたらうれしい。アットホームな空間をつくりたい」と張り切っている。
 午後2時と6時の2回公演。入場無料。

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