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山雅、自動昇格へ天王山 J2リーグ戦が残り5試合

 サッカーJ2松本山雅FCはリーグ戦の残りが5試合となり、J1自動昇格争いの最終盤に突入する。山雅は14日のアウェー金沢戦に2―0で快勝し、暫定ながら再び首位に立つことができた。ただ、2位大分とは勝ち点3差で、山雅より試合消化が2試合少ない3位町田とは同4差で油断はまったくできない。また、7位東京Vの勝ち点は63で、勝ち点60台に山雅を含む7チームがひしめく大混戦となっており、順位の確定は最終節までもつれ込みそうだ。山雅は全勝すればJ1昇格が可能な圧倒的に優位な立場にある。リーグ戦の残り試合を展望する。

 山雅は37試合を終えて19勝12分け6敗、52得点、33失点で得失点差はプラス19という戦績となっている。勝利数は大分の20勝には及ばないが、敗戦数は町田と並び最少だ。得失点差もプラス23の大分に上回られているが、上位7チームでは2番目に多い。
 山雅の残り5試合の対戦相手は、20位岐阜(ホーム、10月21日)、2位大分(アウェー、10月28日)、7位東京V(ホーム、11月4日)、11位栃木(アウェー、11月11日)で、最終節はホームで8位の徳島(11月17日)との対戦となる(順位は第37節終了時点)。次節の岐阜に勝ち、アウェー大分戦にも勝つと、下位の結果次第では自動昇格に王手がかけられる。残り試合を見ると、3位町田はこれからアウェー4連戦と厳しい日程になる。上位陣のうち、残り5試合でホームゲームが3試合あるのは山雅と6位横浜FCの2チームだけで、最終節をホームで迎えられるのは山雅と町田の2チームだけだ。山雅は日程的にも優位性を得られている。
 J1自動昇格争いでポイントになりそうなのが11月4日の第40節だろう。この節は山雅が東京V、大分が横浜FC、町田が福岡と戦い、上位対決が組まれている。この節に勝ったチームが自動昇格圏内に食い込む可能性は高く、絶対に勝たなければいけない一戦となりそうだ。山雅は次節から岐阜、大分、東京Vと前半戦で黒星を喫した相手との3連戦となる。前半の雪辱を果たし最後まで首位に立つためにも、まずは岐阜にきっちりと勝っておきたい。