地域の話題

松本国際高男子バレー部 壬生義文監督が行き過ぎた指導で辞職

 松本国際高校男子バレーボール部の壬生義文監督(62)が昨年度、同部の複数の生徒に対して複数回「行き過ぎた指導」をしていたとして、今月4日付で学校を辞めていたことが15日、分かった。壬生監督は昨年度まで校長を務め、校名が創造学園から松本国際に変更となった本年度は名誉校長を務めていた。学校側は事実関係を認めている。
 行き過ぎた指導の内容について、学校側は「生徒のプライバシーに関わり、生徒が特定される可能性があるので公表できない」としているが「体罰を指摘されるようなことがあった」としている。
 学校側によると、9月中旬に外部から「行き過ぎた指導」に関する情報提供があり、聞き取りなどを経て、第三者委員会を立ち上げて調査していた。「辞めてもらうことが妥当」とする調査結果を受け、理事会で了承された。
 壬生監督は該当する生徒や保護者、バレー部員、同部保護者会に謝罪し、既に和解が成立しているという。保護者会側は今後も壬生監督の指導を要望しており、学校側は外部コーチのような形の関わり方を検討している。
 壬生監督は岡谷工業高校を強豪校に育て、創造学園に赴任すると全国区の強豪校に押し上げた。現在は息子の壬生裕之教諭が監督を務めている。
 永原経明校長は「非常に残念なこと。今回のことを受け、全運動部の生徒や保護者にアンケート調査なども行った。生徒のさまざまな要望を丁寧に受け止め、安心して部活動に打ち込める環境をつくっていきたい」と話している。