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安曇野ならではのおいしさ わさび「ぶっかけ」そば提案

わさび芋をすりおろし、そばに絡めて味わうそば店の客
 安曇野のそばはつゆに浸さず、おろしたてのわさびと絡めて「ぶっかけ」で食べてみよう―。安曇野市内のそば店、ワサビ加工販売の両業界団体が連携し、新しいもりそばの食べ方を提案している。一般的な食べ方よりわさびやそばの風味が引き立つ「通好み」の食べ方だ。11月3、4日に穂高神社で開かれる「信州安曇野新そばと食の感謝祭・農林業まつり」のそばブースで紹介する。
 そば店の団体「安曇野はそばの郷振興委員会」と安曇漬物組合の連携事業だ。9店が並ぶそばブースでは、そばとは別におろし金と小切りのワサビ芋のセットを100円で販売し、わさびと絡めた食べ方を案内する。  2年前に「葵からめそば」として打ち出した。PR強化に向け、昨年の「新そばと食の感謝祭」でおろし金の販売を試行したところ「他の来店者がすりおろしているのを見るとやりたくなる」などと観光客らに好評だった。セットが完売する店舗もあったという。  ぶっかけの食べ方は「つゆに浸すよりわさびの香りが断然広がる」(市内のそば店客)との評価を得ている。食べ方が普及すればそばとわさび双方の消費拡大が期待できる。安曇漬物組合の役員で市商工会観光特産分科会長を務める渡辺共芳さん(75)は「安曇野だからこそできる食べ方で、PRしない手はない。他のそばイベントと差別化を図り、安曇野の良さを発信したい」と話している。

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