政治・経済

松本の大名町にICT拠点開設へ

 松本市や松本商工会議所などが出資する一般財団法人松本ものづくり産業支援センター(松本市和田)は来年11月、同市大手3のNTT東日本大名町ビル内にICT(情報通信技術)拠点施設を開設する。企業などが入居するサテライトオフィス、仕事やイベントなど多様な用途を想定したコワーキングスペース、育児中の母親らが都合に合わせて働くテレワークオフィスを備えた公的施設として県内初となる。雇用の創出やICT人材の育成などにつなげる。

 隣接するビル2棟の1階の一部計約1000平方メートルを借りて改修する。サテライトオフィスの誘致対象は県内や市外の企業のほか、個人事業主などを想定。個室程度の区画から大人数が働ける約30平方メートルの区画までを用意する。賃料は検討中だが、1平方メートル当たり月3500円前後を想定し、半額以内(限度額7万5000円、12カ月まで)に対しては市の補助を受けられる。
 テレワークオフィスでは、利用者が同センターが受注したデータ入力作業などを行う。パソコン30~40台程度を設置する。
 同センターの川上正彦事務局長は「時代にマッチしたビジネス拠点として企業や個人に関心を持ってもらいたい」と話している。サテライトオフィスの入居企業などを募集している。問い合わせは同センター(電話0263・40・1000)へ。