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筑北村に木材の集荷所 あすから3カ月間実証実験

 放置された間伐材などを換金して山林所有者の収入にしてもらい、里山の保全につなげるための実証実験が12日から3カ月間、筑北村と麻績村を対象に行われる。筑北村で農林業と福祉の連携事業を進めてきた個人や団体、企業などでつくる新組織が運営する。毎週金曜日の午前10時~午後3時に筑北村の聖南中学校北側にある民間工場敷地に木材の集荷所を設けて、出荷された木材を買い取る仕組みだ。

 あらかじめ登録した両村の個人・団体が出荷できる。1年以内に伐採したもので長さ90センチもしくは180センチ(末口5センチ以上)の規格の木材が対象で、1立方メートル当たり4500円で買い取る。
 買い取った木材はまきに利用されるほか、2年後をめどに筑北村の宿泊温泉施設・西条温泉とくらに導入される湯沸かし用木質ボイラーの燃料のために保管される予定だ。
 農林業と福祉の連携事業を担ってきた筑北村障害者自立支援センター・ちくほっくるや村社会福祉協議会が中心となり、運営する新組織「わっこ谷の山福農林舎」の設立準備を進めている。年内のNPO法人化も目指している。
 このほどちくほっくるで住民説明会が開かれ、約10人が参加した。和栗剛施設長は実験後も取り組みを継続させたい思いを語り「住民に興味を持ってもらえていると思う。どんどん参加する人の輪が広がっていけばうれしい」と話している。
 問い合わせはちくほっくる(電話0263・66・0150)へ。