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親子一緒に防災知識学ぶ 源池小で体験型イベント

 松本市の源池小学校を会場に、親子で防災を考える体験型イベント「源池防災キャンプ」が6日、2日間の日程で始まった。同校PTAの主催で、一昨年以来2回目の今年は、学校での児童と保護者の宿泊体験を新たに加えたほか、地元第三地区の地域づくり協議会(熊谷武久会長)との共催で地区防災訓練を同時に実施した。災害時の避難場所となる学校で、初日から幅広い年齢層の約840人が参加して防災の知識を深めた。

 児童向けに楽しいスタンプラリー形式の消火活動やがれき救助搬送の体験ブースが用意された。住民約600人向けには、健和会病院(飯田市)の医師・鷲見順教さんによる避難所生活の問題点や対策についての講演が開かれた。
 体育館内には避難所生活を支える組み立て式トイレや家族4人分の1週間の非常食を例示したコーナーなどが並び、屋外にも車中泊・テント泊のための展示が行われた。避難訓練で参加した東源池町会の百瀬武さん(74)は「参考になる」と感心していた。
 同校PTAによると、これまで各地で起きた大災害では、小学校に大勢の避難住民が無秩序に詰めかけて、学校側とのあつれきが生じたケースもある。PTA会長の矢沢哲也さん(45)は「子供を持つ親で、住民でもあるPTAの立場なら、災害時に住民と学校をつなぐ役割を果たせるのでは」と話していた。