教育・子育て

尾木ママがAI時代語る 県ケ丘高で講演会

 松本県ケ丘高校(杉村修一校長、956人)は4日、同校で、教育評論家で法政大学特任教授の尾木直樹さん(71)の講演会を開いた。「AI(人工知能)時代の学びと生き方」をテーマに、全校生徒と保護者ら計約1100人が熱心に耳を傾けた。

 尾木さんは「ありのままに今を輝く」との言葉を生徒たちに贈り、テレビ番組でタレントの明石家さんまさんに愛称となった「ママ」と呼ばれたのを機に「人生の見え方が変わった」と話した。若者の読解力低下の問題にも触れ、今後は新しい価値の創造力や調整力、責任を取る力の「生き延びる力が必要だ」と説明した。AIの発展や職業選択に関する生徒の質問に、「AIは私たちが幸せになるために使う。仕事を奪われるわけではない」とも語った。
 人権学習として開かれ、尾木さんの柔和なキャラクターと笑いを誘う軽妙な語りに引き込まれていた。生徒会長の田中柚衣さん(17)=2年=は「どんな力が必要になるのか、どう学んでいくべきかを考えさせられた。自分をあえて消さないで個性を生かして活動していきたい」と話した。