政治・経済

安曇野観光 タイから視察

 インターネット上で観光情報を発信しているタイのメディア関係者ら3人が4日、安曇野市の国営アルプスあづみの公園(堀金・穂高地区)と大王わさび農場を訪れた。国土交通省北陸信越運輸局や県観光機構が招待・企画した長野県と新潟県を巡るツアーの一環で、両県の秋の魅力をタイで発信してもらい、個人旅行者の誘致を図る狙いだ。一行は5日に松本市、6日に塩尻市で秋の自然や味覚を堪能する。

 日本に特化した観光文化を発信する「マルムラ」と、総合ニュースサイト「ザ・スタンダード」の社員、タイの人気ユーチューバー、ウィリダー・パンルアンさん(28)が訪れた。あづみの公園の里山文化ゾーンでキバナコスモスが見頃を迎えており、3人は写真や動画を撮影して笑顔を見せていた。園内の水車小屋や道祖神にも興味を示し、公園の職員に盛んに質問していた。パンルアンさんは「タイは暑い国なので、寒い地域で咲く花に興味があった。今の日本は涼しくて過ごしやすくていい」と感想を話した。
 県観光機構によると、県内に昨年度宿泊したタイ人旅行者は約5万人で、うち3割以上が4回以上の訪日旅行を経験している。同機構インバウンド推進部の山岸悠さんは「メディアの発信で、より多くのタイの方が長野県に足を運んでくれれば」と期待していた。