政治・経済

メルシャンが初仕込み 桔梗ケ原ワイナリーで

 大手ワインメーカー・メルシャン(東京都)が塩尻市宗賀に構える醸造場「シャトー・メルシャン 桔梗ケ原ワイナリー」で4日、ワインの仕込みが始まった。9月にオープンしたワイナリーで初となる仕込みで、今季は1000~1500箱(1箱は720㍉㍑12本換算)分を醸造する。

 作業の安全と高品質ワインが醸造できることを願う神事を執り行った後、勝野泰朗ワイナリー長が、契約農家が持ち込んだ赤ワイン用ブドウのメルロー約1・5㌧を房から粒を取り出す機械に入れた。従業員10人は、機械を通ったブドウをさらに丁寧に選果した。
 市内で収穫されたブドウはこれまで、山梨県甲州市の勝沼ワイナリーで醸造されてきた。仕込みは来週いっぱい行われ、発酵や樽詰めなどを経て、同社最高級ワイン「桔梗ケ原メルロー」は平成32年に、「桔梗ケ原メルローロゼ」は来年に、それぞれ発売される予定だ。
 桔梗ケ原ワイナリーは、昭和13(1938)年に開場し、約30年前まで醸造していた建物を一新させた。勝野ワイナリー長は初仕込みを迎え「感無量。地元生産者の長年の夢でもあり、フィネスとエレガンス(調和の取れた上品な味わい)を備えたワインを造りたい」と意気込んでいた。