地域の話題

三岳小5、6年生が御嶽登山

 地域学習の一環で御嶽山を学んできた木曽町三岳小学校の5、6年生12人が19日、噴火災害から間もなく4年となる御嶽山に登山した。7~9合目を登り、御嶽山のもたらす恵みや歴史に理解を深めた。防災の取り組みを聞いた山荘では「御嶽山ジュニア火山マイスター」第1号として認定証が手渡された。

 御岳ロープウェイ山頂駅を出発した児童たちは、3時間ほどで9合目の石室山荘に到着した。山荘を経営する向井修一さん(54)から「火山の魅力をどんどん学び、発信してほしい」と激励された。
 「ジュニアマイスター」は、御嶽山火山マイスターの自主組織「御嶽山火山マイスターネットワーク」が創設した新制度で、御嶽山麓に花壇を整備、講義を聞くといった経験を積んできた児童たちは、事前に活動報告書を提出していた。火山マイスターでもある川上明宏教頭(53)は「(児童たちの)熱い気持ちが伝わってきた」と評価し、全員に認定証を手渡した。6年生の山下彩弥さん(11)は「皆さんの役に立てるようにしっかりやりたい」と話した。
 児童たちは近く、御嶽山の案内看板を作る。6年の山室妃奈さん(11)は「英語で紹介したい」と意欲を示した。