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炊き出しで被災地の岡山と北海道へ 松本のみらい準備

岡山県での炊き出し支援に向けて準備を行う浅田代表(左)と川久保さん(18日、松本市内)

 松本地方を拠点に大地震や豪雨災害の被災地で炊き出し支援に取り組む「炊き出し機動部隊みらい」(浅田修吉代表)が今秋、7月の西日本豪雨災害で大きな被害を受けた岡山県倉敷市真備町へ炊き出し支援に訪れる。年内には最大震度7の地震に見舞われた北海道への炊き出しも計画しており、忙しく準備を進めている。

 豪雨の被災直後から訪問を打診していた岡山県内の社会福祉協議会からの要請で、今月24~26日に真備町の川辺小学校を訪れ、仮設住宅や避難所でばらばらに暮らす近隣住民が一堂に集う催しにテントを設営し、ハンバーグやカレーなどの夕食、朝食、昼食など5~6回分の食事計1500食を振る舞う。10月中旬にも再度同校へ炊き出しに訪れる予定だ。
 北海道は被災地の関係機関と調整中だが、秋の終わりから冬の初めにかけての訪問を見据えて、「本格的な冬が訪れる前に行いたい。炊き出しに必要な寄付金も募りたい」としている。
 24日朝にメンバー2人が食材を積んで松本を出発し、同日夜から真備町で炊き出しを行う。18日は現地へ向かう浅田代表と松本市議会議員の川久保文良さん(44)の2人が直径約1・1メートルの大鍋をはじめ調理器具の梱包など現地への発送作業に励んだ。
 浅田代表は「ボランティアは現地の都合に沿って行うことが大切。炊き出しならなおさらだ」と語り、「それぞれの街の復興は長い道のりだと思う。炊き出しで被災した人たちが一瞬でも笑顔で食事できるお手伝いができれば」と願った。
 みらいは、28年は地震で被災した熊本県と台風の被害を受けた岩手県岩泉町、昨年は九州北部豪雨に遭った福岡県朝倉市と中心街が大火災に見舞われた新潟県糸魚川市をそれぞれ訪れ、被災した人たちを喜ばせる炊き出し支援をした。

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