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秋を感じて野鳥観察 松本のアルプス公園で

 松本地方を拠点に活動する信州野鳥の会(上條恒嗣会長)は17日朝、松本市のアルプス公園で恒例の探鳥会を開いた。会員や市民約30人が参加し、徐々に深まる秋を感じながら身近な自然に生息する野鳥を観察した。

 あいにくの雨模様となる中、園内を約1時間半にわたって散策して野鳥を探した。信州野鳥の会によると、ひなの子育てが一段落したこの時期の野鳥のさえずりは控えめといい、参加者たちはわずかな鳴き声を頼りに双眼鏡を向けた。ヤマガラやコゲラ、シジュウカラなどのほか、トンボを捕食中のサメビタキなど普段あまり見られない光景もあり、参加者は夢中になって観察した。
 塩尻市洗馬の中島照夫さん(63)は「ほかの季節に比べれば少ないが、いろいろな野鳥の姿が見られてよかった」と笑顔を見せた。上條会長は「秋は渡りの端境期。季節の変化を感じ取ってもらえれば」と話していた。
 参加者たちは、この日アルプス公園で行われた「『小さな親切』」運動の美化活動に昨年に続いて参加した。