政治・経済

朝日村の向陽台住宅団地 分譲好調で第3期造成へ

第2期分譲の区画販売状況を知らせる看板 
 朝日村の中村武雄村長は14日、村の人口誘導策として村土地開発公社が分譲を進めている西洗馬の「向陽台住宅団地」の第3期造成に踏み切る方針を明らかにした。平成29年1月に始めた第2期分譲が好調で、若い世代を中心に90人の人口増効果が見込まれる。減少傾向が続く村人口の下支えに有効とみて、さらに造成を進める。
 村議会9月定例会の一般質問で、「第2期分譲の勢いがついているうちに第3期分譲の実施を」と求めた上條昭三氏に答えた。  第2期分譲では32区画が売り出された。これまでに30区画が販売済みか販売がほぼ決まる状況になっていて、残りの2区画も商談に入っている。中村村長は、居住予定者95人のうち、村内から向陽台に移り住むのは2世帯5人だけだと報告した。  村土地開発公社によると、第2期分譲は、第1期分譲に比べて若い世代の購入が多く、購入者の平均年齢は30代前半とみられる。20代もいて、村内で出産や子育てを考えている人が多いようだ。  村の人口は減少傾向にある。5年に1度の国勢調査で近年の推移をみると、17年が4875人だったのに対し、22年は4741人、27年は4462人に減っている。向陽台に誘導した転入者数が、人口減少のペースを緩めている格好だ。  第2期分譲では、長く村内に住むと期待できる若年層を対象に、条件付きで価格を1割引きとした。村の子育て支援策もPRして、土地購入を呼び掛けてきた。  中村村長は上條氏への答弁で、これまでの経過や今後の予定について、土地開発公社の理事会で第3期分譲計画を決めて地権者の内諾を得ており、18日に地元説明を行い、19日に村議会に説明すると述べた。第2期分譲の実績については「順調に推移しており、感謝している」との考えを示した。