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松本市教委が部活動指導員を導入へ

 松本市教育委員会は今秋、市職員として中学校で部活動顧問を担当する「部活動指導員」の導入を目指している。部活動指導員は昨年の学校教育法施行規則改正を受けて制度化され、顧問を務める教諭の負担軽減などの役割が期待される。市内の教諭の勤務環境改善に向けて活用していく方針だ。

 部活動指導員は自治体非常勤職員として任用され、従来の外部指導者とは異なる。実技指導や大会、練習試合の引率、保護者への連絡などを行う。人選は各校がそれぞれ行い、市教委は10月、人選のめどが付いている9校で計13人を配置したい考えだ。開会中の市議会9月定例会に提出している本年度一般会計9月補正予算案に賃金などの237万円を計上した。
 市教委学校指導課によると、今回人選のめどがついている13人の年齢や性別、経歴はさまざまで、任用が決まればそれぞれスポーツ、文化系の部活動に携わる。週2~3日の勤務が想定され、例えば週5日部活動がある場合、教諭が務める顧問と指導日を分担する。
 市教委が行っている教職員アンケートだと、時間外勤務に占める部活動関係の割合が多く、休日に時間を取られることも多い。また、未経験の競技などの顧問を任されることもあり、部活動指導員の導入がそれらの問題の解消につながると期待される。
 市教委は他の中学校についても来年度以降、人選のめどが付いた学校から順次、指導員を配置していきたいとしている。
 横田則雄課長は「制度を活用し、苦労している先生たちの働き方を改善していきたい」と話している。