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山雅、J1自力昇格へ好位置キープ 残り10試合、一戦必勝で

 サッカーJ2松本山雅FCのリーグ戦は残り10試合となった。目標とするJ1自動昇格に向けては好位置となる暫定2位につける。山雅は8月のホームゲームで今季初の連敗を喫して第22節から10試合守ってきた首位から陥落したものの、前節のアウェー福岡戦で4試合ぶりの白星を挙げて、1位町田と勝ち点60で並び、自力でのJ1自動昇格は可能な状況だ。今後はすべて順位が下位の相手となる。J1への道となる残り10試合と、チームの状態を展望する。

 山雅の残り10試合はすべてデーゲームで、アルウィン(松本市)で6試合、アウェーで4試合となる。9月15日の山口戦、23日の熊本戦がホーム2連戦となり、その後はホーム、アウェーを交互にこなし、最終第42節はホームで徳島と対戦する。
 山雅の残り10試合の対戦相手の第32節終了時点での平均順位は12・5位で、中~下位が多い。首位の町田、3位の横浜FCの対戦相手の平均順位は両チームとも10・7位で、上位陣との対戦を数多く残す。ただ、上位3チーム同士による直接対決はすでに終えている。4位の東京Vは13・1位と下位が多く、4位大分は10・9位、6位の福岡は12・2位だ。
 対戦相手の平均順位を見ると、山雅と東京Vがやや優位だが、山雅は4位東京V、5位大分との対戦を残す。また、町田と横浜FCは開催延期の影響で残りは11試合、6位福岡は12試合を残しており、現在の順位はあくまでも暫定で、J1昇格レースはまだ大きく変動しそうだ。
 山雅はFWの永井や前田、MFパウリーニョがけがで長期離脱と主力が欠け、8月は苦しい状況が続いた。ただ、新加入のFWジネイは9月8日の福岡戦でチームを救う貴重な決勝点を決めており、永井、パウリーニョは10月までには復帰が見込まれ、明るい材料はある。反町康治監督は「けが人の見通しもついてきた」と前向きにとらえ、「先を見すぎずに『一戦必勝』で戦っていく」と話していた。