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台風被害での停電復旧に全力 残りは三岳の30戸に

御岳ロープウェイに続く道沿いの倒木。電線を引っ張り複数の電柱が傾いた(7日正午ころ)

 台風21号の風雨で多数の倒木が発生した木曽地域は7日も復旧作業が進められ、郡内で最大約2500戸に上った停電は、午後6時までに木曽町三岳の30戸に減った。ただ、同町の御岳ロープウェイへのアクセス路となる町道では、複数の電柱が傾き、7日の雨で新たに土砂流出も発生し、通行止め解除のめどが立っていない。ロープウエーも運休継続を余儀なくされ、台風通過から3日たっても影響は色濃く残っている。

 御岳ロープウェイは4日から運休が続く。停電は7日朝に解消されたが、アクセス路で倒木のため電柱が4本ほど傾いており、復旧がまだできない。今後の雨が土砂流出箇所に与える影響も見極める必要があり、少なくとも9日まで運休せざるを得ないという。
 間もなく紅葉シーズンを迎えるだけに、今孝志社長は「非常に痛いがお客さまの安全が第一。運行再開とは言えない」と苦しそうに語る。「一日も早い復旧をお願いするしかない」と作業の進展を祈った。
 中部電力長野支店によると、停電の復旧には専門業者の手が必要で、倒木の多さも加わって時間がかかっている。7日朝から三岳で作業していた現場責任者の男性(47)は、前日も夜11時まで作業をしたという。「不自由をかけている。一日も早くという思い」と雨の降る中、懸命に手を動かしていた。
 アクセス路の倒木で5日から休園していた上松町の赤沢自然休養林は7日に処理が完了し、8日朝に開園する。

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