教育・子育て

池上彰さん現代史解説

 松本市旭3の信州大学経法学部で3日、同市出身のジャーナリストで特任教授の池上彰さんによる夏季集中講義が始まった。「現代史基礎」として、5日間の日程で2~4年生約230人が受講する。初日は一般にも公開し、約130人が学生とともに興味深く耳を傾けた。

 池上さんは「今の日本の社会を理解するには、ちょっと前に起きていたことを知ることが大事」と現代史の意義を説き、「歴史を学ぶことで二度と失敗を繰り返さないようにし、この後何をすればいいのかヒントを得られる」と述べた。
 講義では第二次世界大戦以降の日本の歴史を取り上げ、東日本大震災については「日本の第二の敗戦」として東京電力福島第1原子力発電所の事故を中心に解説した。高校生の孫と受講した同市波田の女性(69)は「同年代なので自分と同じ意見の部分も多かった。すごく勉強になる」と話していた。
 池上さんによる集中講義は9回目を数え、隔年で世界史と日本史を取り上げている。

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