地域の話題

木曽のソフトリーグ 教職員が初参戦で頂点に

 木曽郡内の小中学校の教職員らでつくるソフトボールチーム「AKT」が、今季初めて参戦した木曽町福島のリーグ戦で頂点に立った。チーム発起人の一人、福島小の池内周己教諭は「教職員同士のつながりが深まればとつくったチーム。ソフトを楽しんでいたら優勝してしまった。びっくり」と驚きを隠さない。

 チーム名はオール・キソ・ティーチャーの頭文字で、校長先生も選手として参加した。8チームが競ったリーグ戦を「試合状況を見ながら全員がグラウンドに立つ」方針を貫きながら6勝1敗で終えた。同率で並んだFFCを破っているAKTが優勝チームとなった。
 最終戦だった8月29日夜、木曽合庁を13―10で下した。この日も、五十音順で「なんとなく」組んだ打線が好調で、初回に10点を挙げて主導権を握った。速球が武器の池内教諭が2番手投手として試合を締めた。
 唯一の黒星を喫した相手は、優勝経験豊富な強豪・ゲートボーイズだった。同チーム代表で福島体育協会ソフトボール部長の佐幸克彦さんは「紙一重の勝利だった」とAKTとの一戦を振り返り、「無心で球を追う『野球少年』が集まったようなチームだった。互いを鼓舞し合う姿に、チームの雰囲気の大切さを勉強させられた」と舌を巻いている。
 「初出場チームの優勝は初めてではないか」と話す佐幸さんは「先生方の活躍は、地域の子供たちに尊敬の念としても伝わる。若い世代にソフトに目を向けてもらうきっかけにもなる」と喜んでいる。秋のトーナメント戦への参加にも意欲を示す池内教諭は「そろいのTシャツも完成する。まだまだ楽しみます」と話している。