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松川にスズムシの季節到来 灯籠新調、25日まで多彩な催し

スズムシの生息地を柔らかな明かりで道案内する新しい灯籠

 スズムシの生息地として知られる松川村西原地区に今年も「すずむしの里」をPRする灯籠がともされている。老朽化した灯籠を20年ぶりに新調し、デザインを一新してこれまでの39基から70基に増やした。5年前に造成されたすずむし公園までの道案内も兼ねており、観光客や地域の人たちにスズムシがすむ村の豊かな自然環境に親しんでもらう。24日まで点灯される(午後6~10時)。

 灯籠は高さ83センチ、横46センチ、奥行36センチで、白いアクリル板で四方を囲み、LED(発光ダイオード)で点灯している。村のキャラクター「リンリン」「りん太」の絵柄をあしらった。絵柄は村内の小学生が選んだ8種類で「安曇野松川すずむしの里」の文字も入る。
 県道有明大町線(通称・山麓線)沿いの西原公民館を起点に近くのすずむし荘前交差点から西にある公園まで約1キロ設置されている。両親らと訪れた松川南保育園の岡田萌花ちゃん(5)は「りんりんがかわいい。スズムシの声も聞こえる」と虫の音に耳を澄ませていた。
 村観光協会は25日まで、スズムシにちなんで「クリスタルシンフォニー」と銘打ったさまざまな企画を展開しており、新たに「すずむしヒーリング・ナイトツアー」も行う。14、15、21、22日の午後6時半からガイドが生息地を案内し、鳴き声や夜景を楽しんでもらう。武田和巳事務局長は「村の環境保全活動をより多くの人に知ってもらい、観光資源としての価値を高め、観光客のリピーターも増やしたい」と話す。
 8日は午後1時からコンサートを村すずの音ホールで開き、バイオリニストや地元合唱団がステージを披露する。問い合わせは村観光協会(電話0261・62・6930)へ。