連載・特集

2018.9.20みすず野

 塩尻市の人口は6万7447人(1月1日現在)で、1年前に比べ74人(0・2%)の減である。人口減少社会にあって、減少幅は小さいと言っていい。これを「子育てしたくなる街 日本一」を主要施策の一つに掲げる小口市政の成果と見るか否か◆かつての市町村長は、国県から予算を引っ張ってきて、道路や箱物の公共事業を展開するのが、大きな役割であり、住民もそれを期待した。しかし、いまは限られた財源を、どこに重点的に注ぎ込み、特色を打ち出し、無駄を省いて、住民がここに住んでよかったと思える街、村にするかだろう◆塩尻市長選の戦い、早くも終盤である。5期目を目指す現職の小口利幸さんと、元市議の平間正治さんによる現新一騎打ち。4期16年続いた小口市政をどう評価し、さらに継続か、刷新かだ。課題がいくつか挙げられるなか、それぞれの訴えにもう一度耳を傾け、判断したい◆前回は、小口さんの信任投票的な選挙だったとはいえ、投票率が40・36%まで落ち込んだ。塩尻に限らず、自治体の首長選は近年、投票率が低い。特に若い世代が、自分たちの未来のために、投票所に足を運んでほしい。