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木曽の魅力東京から発信 ゆかりの居酒屋開店1年

 木曽の情報を発信し、御嶽山の噴火災害で低迷が続く観光誘客にもつなげようと、昨秋、東京都中央区月島に開店した和食居酒屋「アネッソ・やまか」が1周年を迎えた。店を切り盛りするのは、木曽町開田高原出身の女将・山崎(旧姓・千村)理恵さん(34)だ。「誘客の入り口に」と、木曽の食材と地酒にこだわる。山崎さんは「故郷・木曽と地元・月島の『ご近所さん』に支えられての1年」と感謝する。

 店名は、山崎さんの実家、開田高原の老舗温泉旅館「やまかの湯」に由来する。夫で、都内でコンサルタント業を営む賢一郎さん(50)がオーナーを務める。
 開田産の玄ソバを100%使用した十割そばが人気だ。開田産のトウモロコシを使ったコロッケや、すんき入りのポテトサラダもメニューに並び、信州サーモンや山賊焼きといった信州名物も味わえる。山崎さんは「『もっと木曽のいいものを教えてほしい』と言われるのがうれしい。信州へ足を運ぶきっかけづくりにもなっているのでは」と手応えを感じている。
 今夏は夫婦で開田高原に帰省し、4日間で700本のトウモロコシを収穫、主力メニューの食材を確保した。「木曽の方々の協力あってこそ」と感謝する賢一郎さんは「大好きな木曽の魅力を、少しずつ広げて行きたい」と話している。
 地下鉄大江戸線・勝どき駅から徒歩5分ほどで、営業時間は午後5~11時となっている。月曜日定休。問い合わせは同店(03・5859・0090)へ。