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中学1年生がオペラ喜劇満喫 OMF教育プログラム

 国際音楽祭セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)で、県内の中学1年生を対象にした教育プログラム「子どものためのオペラ」が29日、松本市のまつもと市民芸術館で始まった。30日までの4公演で、鑑賞を希望した59校4402人が参加し、昨年までと演目を改めたプッチーニの喜劇「ジャンニ・スキッキ」で本格的なオペラに触れている。
 初日の午前は13校の1059人が鑑賞した。イタリア・フィレンツェを舞台に、大富豪の莫大な遺産をめぐり親族らが知恵者の主人公ジャンニ・スキッキと引き起こす騒動をにぎやかに描く。分かりやすいストーリーに乗せたソリストの伸びやかな歌声やコミカルな大合唱などを明るく華やかな演奏が盛り上げ、生徒たちは身を乗り出して楽しんでいた。
 演奏は若手奏者でつくる小澤征爾音楽塾オーケストラが担い、オペラに先立ち趣向を凝らした楽器紹介もあった。初めてオペラを鑑賞した才教学園中学校の二橋崚君(13)は「内容が分かりやすく面白かった。歌も演奏も迫力があった」と話し、筑摩野中学校の堀江空さん(13)は「セットが立体的で本物の屋敷みたいだった。出演者の歌声が大きくてすごかった」と驚いていた。
 9月1日には一般向けの有料公演がある。

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