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桜仙峡あずき&桑パウダーでアイスバー 池田が新たな銘菓開発・発売

アイスバーを手に池田町の特産品の魅力が広まることを願う関係者   
 池田町が、町の特産品を使ったアイスバー「桜仙峡あずき&桑抹茶くず餅バー」を作った。お盆に発売したところ、素材の豊かな味わいと共にもちもちとした新食感が人気を集め、好調な売れ行きを見せている。町の新しい銘菓として幅広い世代に愛され、特産品の魅力がさらに広まることを期待する。
 特産品開発に取り組む地域おこし協力隊の鈴木俊輔さん(33)と竹本昌弘さん(48)、桜仙峡あずき保存会が企画し、安曇野市の老舗・丸山菓子舗が開発、製造した。  商品に使ったのは「桜仙峡あずき」と「桑パウダー」で、ともに北アルプス山麓ブランドの認定品だ。くず餅の生地に桑パウダーを加えて練って炊き、煮たアズキで飾って見た目にも涼しげな和風のアイスバーに仕上げた。味わった人たちからは「冷たくて、もちもちしておいしい」「桑とアズキの風味を感じる」と好評で、子供からお年寄りまでに喜ばれている。  桜仙峡あずきは陸郷地区で100年以上栽培される在来種で、代々種を守る保存会の寺島孝会長が中心になって、会員が栽培を手掛ける。池田・会染両小学校の新入生に桜仙峡あずきの赤飯を贈ったり、選別体験会を開いたりして知名度を高めてきた。生産から加工、販売までを手掛ける6次産業化も目指し、丸山菓子舗の協力で大福や桜餅を作って限定販売している。  副会長の北原千文さん(55)は「町の誇れる特産品を手軽に味わってもらい、魅力を多くの人に感じてほしい」と願う。丸山菓子舗の丸山明男社長(49)は上品な素材の味を生かすために試作を重ねたといい「地域の食材を使って喜ばれる菓子を作ることを大切にしたい」と話している。  アイスバーは1個170円(税別)。町ハーブセンターや町シェアベースにぎわい、ツルヤ池田店内の丸山菓子舗で限定販売している。 

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